ガル交のいろいろな何か

ガールズ&パンツァーとバスや鉄道が好きな人です。管理人が撮影したバスや鉄道たまに緊急車両、ガールズ&パンツァーの話題を書いていきます。

箱根高速の令和顔エアロエース

本日は2本立てでごさいます。2本目はバスネタ。前回に続いて小田急箱根高速バスを取り上げます。

今回は、昨年の新車である三菱ふそうエアロエースを紹介します。

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御殿場営業所の5191号車です。

 

このエアロエースは、2019年2月21日にマイナーチェンジが発表され、前面のデザインが変更されました。同年4月より発売され、全国のバス会社で主に、高速路線用として採用されています。

8速AMT(マニュアルモード付きAT車)となっており、安全装備として衝突被害軽減ブレーキと、ドライバー異常時対応システムを搭載しています。

トランク後ろの黒い部分は、「アクティブサイドスカート・アシスト」という、大型車の死角となる車両左側方を監視して、歩行者あるいは自転車または原動機付自転車などを、専用のレーダーが検知すると、運転席左側とメーター内のランプが黄色に点灯し、さらにハンドル操作や左ウィンカーが作動すると赤色ランプと共に、シート内バイブレーダーが作動し乗務員に警告する安全システムです。

また前面デザインは、マニアの間で令和顔とも呼ばれています。

 

5191号車は昨年5月21日にデビューし、新宿箱根線と御殿場プレミアムアウトレット線で運用されています。

フルカラーLED式行先表示器を採用し、黒を基調とした座席が使用され、車内後部トイレも従来より少し広くなっています。

さらに、2020東京オリンピックパラリンピック記念仕様の富士山ナンバーを採用しており、社番に合わせた数字となっています。

管理人は、この車両に2回乗車経験があります。

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同じく、令和顔モデルのエアロエース1901号車です。こちらは経堂営業所へ所属しており、昨年12月26日より運用が開始されています。

写真を見る限りでは、5191号車と変わりが無いと思いますが、補助席が設定されていません。

小田急箱根高速バスでは長年、多客時に対応するために補助席を採用していましたが、この1901号車から廃止となり、座席指定時に「補助席が無い車両」として扱われます。

今後は、この仕様での導入となるでしょう。

 

ナンバーは、2018年10月1日より交付が開始された、世田谷区版図柄入り仕様を採用しており、5191号車と同じく社番に合わせた数字となっています。

世田谷区の図柄入りナンバーは、多摩川とサギソウが描かれています。

型式は共に、2019年式2TG-MS06GPとなります。

小田急ロマンスカーと並ぶ、箱根路アクセスの顔としてこれからの活躍を期待したいところですね。

 

車両データ

5191号車

富士山240あ51-91

バスタ新宿にて撮影

 

1901号車

世田谷210あ19-01

JR御殿場駅箱根乙女口バスのりばにて撮影