浦安市のコミュニティバス
東京ベイシティ交通では、浦安市内全域に地域の交通網の一環として、「おさんぽバス」と言うコミュニティバスを運行しています。
今回は、おさんぽバスがテーマです。
このバスは、今から18年前の2002年4月29日に開業しました。
浦安市が路線の管理し、東京ベイシティ交通が受託運行しています。
運賃は中学生以上100円均一であり、当初はバス共通カードやSuica.PASMO、回数券などは使用できませんでしたが、2011年10月よりSuica.PASMOの利用が可能となり、2013年3月からはTOICA(JR東海)やICOCA(JR西日本)などの全国交通系ICカード相互利用サービスが開始されました。
また2016年6月20日より、浦安市役所正面玄関への乗り入れとICカード乗継割引の適用を開始しています。
毎日運行しており、20分間隔で運行しています。
この路線が誕生した経緯は、浦安市内の交通網にありました。
鉄道は、東京メトロ東西線とJR京葉線が市内を横切るのみであり、市内の移動手段は主に東京ベイシティ交通によるバス路線が主流となっていました。
しかし、市内にはバス交通の空白地域及び不便地域が存在しており、これらを改善することが求められていたのです。このため、2000年度からバス交通のあり方の検討が行われてきた結果、この路線が誕生したのです。
現在は以下の路線が運行しています。
医療センター線
東京ベイ医療センター - 当代島公民館 - 浦安駅 - 中央公民館 - 猫実3丁目 - 猫実2丁目 - 中央図書館 - 健康センター・郷土博物館 - 浦安市役所 - 美浜3丁目 - 今川橋 - 入船小学校 - 新浦安駅
舞浜線
舞浜駅 - 運動公園 - 舞浜小学校 - 富士見三丁目 - 堀江中学校 - 堀江公民館入口 - 堀江ドック入口 - 堀江二丁目 - 江川橋 - 浦安市役所 - 浦安郵便局 - 総合福祉センター - 順天堂浦安病院 - 新浦安駅
じゅんかい線
①いちょうルート:新浦安駅 - 日の出公民館北口 - 高洲公民館 - 順天堂浦安病院 - 浦安市役所 - 新浦安駅
②つつじルート:新浦安駅 - 浦安市役所 - 順天堂浦安病院 - 高洲公民館 - 日の出公民館北口 - 新浦安駅
※2018年4月7日より運行開始
おさんぽバスに使用される専用車両は、当初はクセニッツCITY3のCNG車と、予備車のオムニノーバ・マルチライダーでしたが、現在は日野ポンチョが使用されています。
社番は2300番台となっています。
2018年には、フルカラーLED式行先表示器を搭載したポンチョが導入されています。
2316号車
2323号車
2326号車
2327号車(JR舞浜駅南口にて撮影)
2331号車
写真の型式はすべて2018年式2DG-HX9JLCEとなり、AT車であります。
写真は、2327号車を除いてすべてJR新浦安駅南口バスターミナルで撮影しました。
白を基調とした車体に、てんとう虫とお日様のイラストがシンボルマークとして描かれており、可愛らしさを演出しています。
浦安市民の通勤通学の足として、これからも愛される路線になってほしいですね。
車両データ
2316号車
習志野230あ23-16
2323号車
習志野230あ23-23
2326号車
習志野230あ23-26
2327号車
習志野230あ23-27
2331号車
習志野230あ23-31