異端児のポンチョ
今回も東京ベイシティ交通がテーマです。
いすゞ車大国でもある東京ベイシティ交通ですが、先月このブログでも紹介した浦安市のコミュニティバス「おさんぽバス」には、専用車として日野ポンチョが採用されています。
しかし、これとは別に路線用としてポンチョも導入されています。
今回はそのポンチョを取り上げます。
※4枚目は千鳥車庫訪問時に許可を得て撮影
1305号車から1308号車です。
おさんぽバス専用車と同様、2枚扉のロングボディ車を採用しています。
東京ベイシティ交通における路線用のポンチョは、2008年に1303号車から1308号車の、計6台新車導入されました。
見ての通り、水色ボディにピンク系色のブロック柄の模様が、車体前面と横裾に描かれています。
この塗装はポンチョ専用であり、それ以外の車両には採用されていません。
また、導入当初は払い出しナンバーを採用していましたが、1308号車を除き全車が社番に合わせた希望ナンバーに変更されました。
型式は2008年式BDG-HX6JLAEとなります。
そんな青ポンチョですが…
同じく専用塗装を纏っていた1303号車と1304号車は、2018年頃に行われた車体更生で、通常塗装に姿を変えました。
この2台もやはり払い出しナンバーでしたが、社番と同じ希望ナンバーに変更されています。
1303号車と1304号車の青塗装時代の写真は記録してませんでした。ごめんなさい。
話を戻してさらに…
2017年に1309号車、今年2月に1310号車が通常塗装で新車導入されました。
1309号車はSDG-HX9JLBE
1310号車は2DG-HX9JLCEとなります。また、2台ともAT車となっています。
ナンバーも、新車登録時から希望ナンバーを採用しています。
青ポンチョのうち1308号車は今年の春に退役し、1305号車と1307号車は先日Twitter上にて、ちばレインボーバスへ移籍したとの情報がありました。
ちなみに、ちばレインボーバスは千葉県北西部の印西市と白井市エリアに路線バスを運行する、東京ベイシティ交通と同じ京成グループのバス会社です。
題名にもある通り、いすゞ車の多い中で異端児な存在のポンチョですが、共に切磋琢磨をして浦安市民の通勤通学の支えとして頑張ってほしいものです。
車両データ
1303
習志野200か10-19
↓
習志野230い13-03
1304
習志野200か10-20
↓
習志野230い13-04
1305
習志野200か10-21
↓
習志野230あ13-05
1306
習志野200か10-22
↓
習志野230あ13-06
1307
習志野200か10-23
↓
習志野230あ13-07
1308
習志野200か855
1309
習志野230あ13-09
1310
習志野230あ13-10
撮影場所
1303:JR舞浜駅南口バスターミナル
1308:千鳥車庫
それ以外は全てJR新浦安駅南口バスターミナルで撮影