小田急箱根高速バスの復刻塗装車
小田急箱根高速バスは、2000年8月1日に設立され、翌01年4月1日より路線運行が開始されました。
バスタ新宿から、首都高と東名高速を経由し、静岡県御殿場市と箱根エリア、御殿場プレミアムアウトレットを結ぶ高速バスの運行をメインに、貸切観光バスやホテル輸送を行っています。
そこで今回は、2015年にデビューした復刻塗装車を紹介します。
世田谷の経堂営業所に所属する、三菱ふそうエアロエース1501号車です。
この年は、設立15周年の節目の年とあり、小田急電鉄直営時代の塗装を復刻した特別車両となっています。
1969年の東名高速全線開通時から、新宿駅西口から御殿場箱根間の高速バスの運行を開始し、これが現在の同社のドル箱路線である、新宿箱根線となりました。
車内も、木目調模様の床をはじめ、座席も赤を基調としたシートを採用し、当時の車両の雰囲気を出しています。
また、この車両から経堂営業所における新車は従来の品川ナンバーから、ご当地ナンバーの世田谷ナンバーに変更されました。
1501号車の他に、もう1台存在します。
1502号車です。エクステリアと内装は、1501号車と変わりありませんが、排ガス規制記号と緊急事態発生を知らせる非常灯の形状に違いがあります。
残念ながら、非常灯の写真は未撮影なので掲載できないのをご理解ください。
また、写真を見て何かが付いているのを確認できると思いますが、今年は設立20周年のため経堂営業所と御殿場営業所の各車両に、記念ステッカーが乗降口横に貼られています。
排ガス規制について、1501号車は3月に導入されQRG規制車となり、1502号車は8月に導入されたためQTG規制車となっています。
ちなみに、この二台は管理人がこの会社のファンになるきっかけとなった車両でもあります。
1501号車の詳細
2015年式QRG-MS96VP
世田谷210あ15-01
1502号車の詳細
2015年式QTG-MS96VP
世田谷210あ15-02
写真の撮影場所
1501号車:御殿場営業所窓口前(歩道側から)
1502号車:東名御殿場インター前