ディズニーリゾートクルーザー
ディズニーリゾートクルーザーをご存知ですが?東京ディズニーリゾートに行くと必ず見かける、シルバーの車体にミッキーマウスのシルエットが描かれているバスです。
今回は、このバスについて取り上げます。
このバスです。見たことあるって方も多いことでしょう。これが、ディズニーリゾートグルーザーでございます。
ナンバーの11-18は、ミッキーマウスの誕生日である11月18日にちなんだ希望ナンバーとなっています。
写真の1118号車ですが、車種は日野メルファであります。
こちらは、日野レインボーがベースのリゾートクルーザーK-1928号車です。
こちらのナンバー19-28は、ミッキーマウスのスクリーンデビュー作品「蒸気船ウィリー」が公開された年に合わせたものになっています。
1128号車とK-1928号車ともに、緑の営業用ナンバーとなっているため所属先は京成トランジットバス千鳥営業所となります。
ちなみに、1928号車の社番に付いている「K」は、東京ディズニーリゾート・パートナーホテルシャトルバス専用車を意味します。
東京特殊車体が車体改造を手掛け、丸みを帯びた可愛らしいデザインが特徴です。
一方で、白ナンバー自家用登録のリゾートクルーザーも存在します。こちらは、東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルが所有し、大新東舞浜営業所が受託運行しています。
通常は、各オフィシャルホテルからJR舞浜駅までを結びますが、婚礼などの宴会客の貸切輸送で東京都内まで運行される場合もあります。
写真の502号車は、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートが所有するリゾートクルーザーです。
社番の数字の由来は、このホテルが1990年5月2日に、東京ベイホテル東急として開業したのに合わせたものとなっています。
車種は、日野ブルーリボンⅡ自家用であり、ベース車の形そのままとなっています。
なお、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートは先月29日をもって閉館し、ホテルグランドニッコー東京ベイ舞浜としてリニューアルオープン予定となっています。
こちらの303号車は、東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルの中で最も新しい、東京ベイ舞浜ホテルが所有するリゾートクルーザーです。
ナンバーは、このホテルが開業した2007年3月3日に合わせたものとなっています。
車種は日野メルファであり、昨年4月にデビューしました。これに伴い、開業当時から活躍してきた前任車は、同年6月に退役しています。
現在は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、ディズニーリゾートは臨時閉園期間中ですが、再開して来園した際にはぜひ一度乗ってみてはいかがでしょうか。
車両データ
1118号車
2006年式PB-RR7JJAA
習志野230う11-18
K-1928号車
2010年式BDG-HR7JPBE改
習志野230あ19-28
502号車
2014年式QPG-KV234Q3
習志野230す502
303号車
2019年式2DG-RR2AJDA
習志野230す303
撮影場所
1118号車とK-1928号車
東京ディズニーシーバスターミナル
502号車と303号車
JR舞浜駅南口
東京ベイシティ交通の復刻塗装車
東京ベイシティ交通は、1976年11月16日に東京ディズニーリゾートを運営する、株式会社オリエンタルランドの100%出資により、オリエンタルランド交通株式会社として設立され、翌77年4月1日より路線運行が開始されました。
その後は、浦安市内へ路線網を拡大していくと同時に、東京ディズニーランド来園客輸送を行なっていきましたが、1989年8月1日より京成電鉄の資本参加により、現在の東京ベイシティ交通へ商号変更されます。
2001年7月21日には、本社兼営業所が舞浜地区から千鳥地区へ移転しています。
こちらは、現行の東京ベイシティ交通の路線カラーですが、オリエンタルランド交通時代は全く違う塗装でした。
今回は、このオリエンタルランド交通時代の復刻塗装車を取り上げます。
こちらが、オリエンタルランド交通復刻塗装車です。車種はいすゞエルガとなります。
2017年に、創立40周年を記念して新車にて導入され、同年3月27日より運行開始となりました。
写真の1001号車をはじめ、4台在籍しています。
1002号車
1003号車
ここまでがいすゞエルガによる復刻塗装車です。型式は、2017年式QPG-LV290Q1となります。
また1001号車より、社番と同じ数字による希望ナンバーを採用しています。
では、あと1台はというと
この車両です。
1001〜1003号車の運用開始から半年後に導入された、いすゞエルガミオ1014号車です。
型式は、2017年式2KG-LR290J3となります。
車内は、一般公募によって集められた昔懐かしい写真が掲載されており、ギャラリーバスとしての役目を持っています。
また、管理人が同社のファンとなるきっかけとなった車両でもあります。
※1001号車については、千鳥車庫訪問時に許可を得て撮影しています。
車両データ
1001号車
習志野230う10-01
千鳥車庫にて撮影
1002号車
習志野230い10-02
JR新浦安駅南口バスターミナルにて撮影
1003号車
習志野230い10-03
JR新浦安駅南口バスターミナルにて撮影
1014号車
習志野230い10-14
JR新浦安駅南口バスターミナルで撮影
7/1追記:1002号車と1003号車の写真を差し替えました。
箱根高速の令和顔エアロエース
本日は2本立てでごさいます。2本目はバスネタ。前回に続いて小田急箱根高速バスを取り上げます。
今回は、昨年の新車である三菱ふそうエアロエースを紹介します。
御殿場営業所の5191号車です。
このエアロエースは、2019年2月21日にマイナーチェンジが発表され、前面のデザインが変更されました。同年4月より発売され、全国のバス会社で主に、高速路線用として採用されています。
8速AMT(マニュアルモード付きAT車)となっており、安全装備として衝突被害軽減ブレーキと、ドライバー異常時対応システムを搭載しています。
トランク後ろの黒い部分は、「アクティブサイドスカート・アシスト」という、大型車の死角となる車両左側方を監視して、歩行者あるいは自転車または原動機付自転車などを、専用のレーダーが検知すると、運転席左側とメーター内のランプが黄色に点灯し、さらにハンドル操作や左ウィンカーが作動すると赤色ランプと共に、シート内バイブレーダーが作動し乗務員に警告する安全システムです。
また前面デザインは、マニアの間で令和顔とも呼ばれています。
5191号車は昨年5月21日にデビューし、新宿箱根線と御殿場プレミアムアウトレット線で運用されています。
フルカラーLED式行先表示器を採用し、黒を基調とした座席が使用され、車内後部トイレも従来より少し広くなっています。
さらに、2020東京オリンピック・パラリンピック記念仕様の富士山ナンバーを採用しており、社番に合わせた数字となっています。
管理人は、この車両に2回乗車経験があります。
同じく、令和顔モデルのエアロエース1901号車です。こちらは経堂営業所へ所属しており、昨年12月26日より運用が開始されています。
写真を見る限りでは、5191号車と変わりが無いと思いますが、補助席が設定されていません。
小田急箱根高速バスでは長年、多客時に対応するために補助席を採用していましたが、この1901号車から廃止となり、座席指定時に「補助席が無い車両」として扱われます。
今後は、この仕様での導入となるでしょう。
ナンバーは、2018年10月1日より交付が開始された、世田谷区版図柄入り仕様を採用しており、5191号車と同じく社番に合わせた数字となっています。
世田谷区の図柄入りナンバーは、多摩川とサギソウが描かれています。
型式は共に、2019年式2TG-MS06GPとなります。
小田急ロマンスカーと並ぶ、箱根路アクセスの顔としてこれからの活躍を期待したいところですね。
車両データ
5191号車
富士山240あ51-91
バスタ新宿にて撮影
1901号車
世田谷210あ19-01
JR御殿場駅箱根乙女口バスのりばにて撮影
ガルパンの声優
管理人による、初心者でも分かるガルパン講座です(笑)テーマは、この作品に出演している声優さん。
ガールズ&パンツァーの声優は、複数のキャラの声を兼任されている方が多い事でも、ファンの間で知られています。
画像出典https://garupan.gamedbs.jp
管理人の好きなキャラである、赤星小梅ちゃんとカエサル(本名:鈴木貴子)は、プリキュアシリーズでもおなじみ、仙台エリさんが兼任されています。
仙台エリさん
画像出典https://ranking-best.net/3164?page=10
ちなみに、仙台エリさんは「エリたん」「エリちゃん」の愛称で親しまれています。
昨年6月より、フリーランスで活躍されていると同時に、ドワンゴクリエイティブスクール声優講師をされています。
仙台エリさんの他にも、兼任役の声優さんとして有名なのは吉岡麻耶さんです。声優事務所「EARLY WING」に所属されています。
吉岡麻耶さん
画像出典http://earlywing.co.jp/sp/talent_w/yoshiokamaya.html
「まぁにゃ」の愛称で親しまれている吉岡さん。この方が演じているキャラは
画像出典https://garupan.gamedbs.jp
大洗女子学園戦車道チームから、バレー部員四人で結成された、アヒルさんチームの通信手である近藤妙子ちゃんと、アンツィオ高校隊長のアンチョビ(本名:安斎千代美)を兼任されています。
実は、このお二人よりももっとすごい役を演じていらっしゃる声優さんがいるんですよ。それはいったい誰かって?
では、こちらの画像をご覧ください。
画像出典https://tsundora.com/326214
大洗女子学園風紀委員会の三人で結成されたカモさんチームです。
前の子は園みどり子(そど子)、真ん中の髪が長いおかっぱの子は後藤モヨ子(ゴモヨ)、後ろのショートカットの子は金春希美(パゾ美)です。
ちなみに、パゾ美の苗字「金春」の読み方は「かねはる」ではなく「こんぱる」です。
この三人の声を演じているのは
画像出典http://earlywing.co.jp/sp/talent_w/izawashiori.html
井澤詩織さんです。なんと、井澤さんが一人でカモさんチームトリオの声を演じているんです!
まさに、プロの声優さんのスゴさに脱帽ですね。
そど子は井澤さんに似た声、ゴモヨは少し高い声、パゾ美は低い声となっています。
ちなみに井澤さんは、吉岡さんと同じ事務所に所属されており、「しーちゃん」「しーたむ」「しーたん」の愛称で親しまれています。
女子高生が、一致団結して戦車道に勤しむ姿はもちろんのこと、キャラの性格や戦車の特性に加え、声優さんの活躍ぶりを楽しめるのも、ガルパンにおける魅力一つの言って良いのかもしれません。
エヴァンゲリオンの痛バス
小田急箱根高速バスでは現在、アニメのラッピングを施した車両が2台運行しています。
そう、箱根が舞台で有名な新世紀エヴァンゲリオンのバスです。
まず最初はこちら。御殿場営業所へ2016年に導入された、三菱ふそうエアロエース5162号車です。
昨年の12月23日より運行を開始しています。
公式側は、主人公たちが搭乗するエヴァンゲリオンが描かれております。
管理人は、エヴァンゲリオンの知識には乏しいのですが、ここには初号機から三号機まで描かれています。
非公式側には、私服姿の碇シンジをはじめとした主要登場人物が描かれています。また、両サイドのイラスト横には「WELCOME to HAKONE TOKYO-3」との文面も。
バスタ新宿から御殿場駅.箱根小田急山のホテル、または御殿場プレミアムアウトレットを結ぶ路線で運行しています。
※写真はすべて営業所敷地外から撮影しています。
もう一台はこちら。同じく御殿場営業所の、三菱ふそうエアロスター501号車です。
こちらは、昨年12月1日より運行を開始し、5162号車より一足早いデビューとなりました。
公式側と非公式側ともに、箱根の伝統工芸品である寄木細工模様に、NERV本部をイメージしたラッピングバスとなっています。
また、静岡県版図柄入りの富士山ナンバーを装着しているのも、このバスの特徴の一つです。
静岡県版図柄入りナンバーは、2018年10月1日より交付が開始され、地域の象徴である富士山がデザインされています。
ちなみに、静岡県内における富士山ナンバー対象地域は、御殿場市.裾野市.富士市.富士宮市.駿東郡小山町となっています。
501号車は、東名御殿場インターバスのりばから、箱根小田急山のホテルを結ぶ、箱根山内シャトルバス(路線バス)専用車として運行しています。
このエヴァンゲリオンラッピングバスは、来月公開予定だった新作映画を記念したイベント「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」の一環として誕生しました。
しかし、新作映画は先ごろの新型コロナウィルスの影響により、公開延期が決定しております。新しい公開時期は未定となっております。
また現在、「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」内の一部企画についても、中止や休業となっている所もごさいます。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
車両データ
5162号車
2016年式QTG-MS96VP
富士山240あ51-62
御殿場営業所敷地外にて撮影
501号車
2019年式2PG-MP35FM(ワンステップ車)
富士山240い501
東名御殿場インターバスのりばおよびJR御殿場駅箱根乙女口前で撮影
NEXCO中日本のパトカー
高速道路や自動車専用道路を走っていると、黄色い車体にパトライトを載せた乗用車を、誰もが一度は見たことあるかと思います。もちろん僕もですが。
今回は、そんな緊急車両がテーマです。
この車はよく見かける車両ですね。高速道路パトロールカーです。写真の車種は、トヨタ・ランドクルーザープラドであります。
周囲からも分かりやすくすために、車体が警戒色である黄色に塗装され、前面部には赤と白の縞模様になっています。
パトライトは、黄色と赤の二色が使われており、通常のパトロール時は黄色灯を点灯させながら走行し、事故現場または落下物回収事案へ向かう時は、赤灯を点灯させると同時に、サイレンを吹鳴して走行します。
これ以外にも、インターチェンジの入口や料金所などで行われる、重量オーバーや危険物積載車両の通行禁止・制限など、法令違反車両の取締りにも使用されています。
こちらは、日産エクストレイルによる高速道路パトロールカーです。
写真の二台は、NEXCO中日本(中日本高速道路)御殿場保全サービスセンターに所属しています。
日本道路公団時代の高速道路パトロールカーは、トヨタクラウンや日産セドリックといった大型セダンが主流でしたが、現在はランクルといったSUV(Sport Utility Vehicle)が採用されています。
交通管理隊に所属する隊員が、パトロール中に周囲の状況を広く確認できたり、警告旗.発煙筒.パイロンといった機材を多く搭載できる、といったメリットがあるそうです。
管理隊が24時間365日、高速道路を定期巡回し、日勤・夜勤の交代制で業務を行ない、交通の円滑化に努めていらっしゃいます。
我々、高速道路利用者も感謝の気持ちを忘れてはなりません。事故や故障を未然に防ぐためにも、日常の点検や整備をしっかり行い、安全運転と防衛運転、そして愛情運転を心がけていきましょう。
撮影場所
東名御殿場インター前
東京ベイシティ交通の特定車PART3
東京ベイシティ交通が運行する特定輸送専用車シリーズ。最終回となる第三弾の今回は、株式会社PALTAC社員専用送迎バスです。
こちらも車種は、元路線車であったいすゞエルガになります。
4095号車
4096号車
写真では見えづらいかと思いますが、車体横に赤文字で書かれている「東京ベイシティバス」の上に、「株式会社PALTAC」と書かれています。
千鳥車庫の裏手にある、PALTAC東京支社で勤務する社員専用送迎バスとして、工場からJR舞浜駅まで運行されていましたが、今年の2月末で運行終了となりました。
そして、この2台はどうなったのか?後日、管理人が千鳥車庫へ訪問させて頂いた時、目が天になりました。
なんと、3095号車と3096号車に再度改番されていました!そう、特定車から貸切車に用途変更されたです。
ちなみに、東京ベイシティ交通の貸切車は、観光バスタイプの車両は在籍しておらず、やはり一定年数が経った路線車を使用しており、浦安市内の幼稚園や保育園、または市内の小中学校の遠足等での運用が主なんだとか。
2008年度の新車とあり、まだまだ活躍する機会がありそうですが、数年後どうなっているのかが気になる次第です。
型式はPKG-LV234N2となります。
※写真はすべて千鳥車庫へ訪問時に許可を得て撮影しております。
車両データ
4095号車
習志野200か10-40
1095→4095→3095
4096号車
習志野200か10-41
1096→4096→3096