富士急グループの日野ブルシチシリーズ
日野ブルーリボンシティは、2000年6月から2005年8月まで製造されていた大型バスです。
またハイブリッドシリーズは、2001年9月に「HIMR」(ハイエムアール)仕様が発売され、2005年1月に「ハイブリッドシリーズ」へ名称変更され、2015年まで製造販売されました。
富士急行グループでは、このブルーリボンシティに加え、富士山麓一帯の環境保護を目的に、ハイブリッド仕様も積極的に導入していました。
そこで今回は、同社のブルシチシリーズを紹介します。
最初は、ディーゼル仕様のブルシチから
G2153号車とG2154号車です。
この2台は、富士急行本体が唯一直営している御殿場営業所に所属しています。2001年に、この2台を含め4台新車導入されました。
富士急バス河口湖営業所に所属する、ブルシチF2151号車です。写真はありませんが、あと1台はF2152号車がいます。
F2151号車とF2152号車は御殿場営業所の車両でしたが、2018年春に当時の富士急山梨バス河口湖営業所へ転属し、さらに同年秋にF2152号車が富士急山梨バス甲府営業所へ転属しています。
型式は2001年式KL-HU2PMEAとなります。
ちなみに富士急山梨バスは、昨年4月1日付で富士急バス株式会社へ社名変更されました。
続いてブルシチハイブリッドシリーズを見ていきましょう。
静岡県沼津市.三島市.裾野市をメインに路線運行をしている、富士急シティバス沼津営業所のブルーリボンシティハイブリッドE2867号車です。
富士急グループの低公害車は、白い塗装に富士山麓の風景をイメージした「エバーグリーンシャトル」と呼ばれる専用塗装を纏っています。
この塗装は、「富士山の自然よ永遠に」という思いを込めて名付けられています。
E2867号車の型式は、2008年式BJG-HU8JMFPです。
富士急バス河口湖営業所のブルシチハイブリッドF1465号車です。同車は、富士山に一番近い河口湖営業所に多く在籍しています。
F1465号車の型式は、2014年式LNG-HU8JMGPとなります。
2016年と17年には、後継車となる新型ブルーリボンハイブリッドを導入しています。
次回は、このブルーリボンハイブリッドについて取り上げたいと思います。
車両データ
F2151号車
富士山240あ21-51
河口湖駅バスターミナルにて撮影
G2153号車
富士山210あ21-53
G2154号車
富士山210あ21-54
G2153.G2154共にJR御殿場駅富士山口にて撮影
E2867号車
沼津230あ28-67
JR沼津駅北口バスのりばにて撮影
F1465号車
富士山210あ14-65
JR御殿場駅富士山口にて撮影